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エンジニアの平良(たいら)です。
台風に猛暑に、天候が波瀾万丈ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
Googleアナリティクス 2023年初夏の重大事件
突然ですが、無料のWEBアクセス分析ツールとして、世界中で人気がある「Googleアナリティクス」。
このGoogleアナリティクスについて、この初夏、世界中に影響を与える、波瀾万丈な出来事がありましたね。。
これまで世界中のサイトで愛用されてきた「UA(ユニバーサルアナリティクス)」が、2023年6月末をもって停止され、使えなくなりました。
経緯のおさらい
今更ですが、ここまでの経緯をおさらいしてみます。
長年、「UA(ユニバーサルアナリティクス)」と呼ばれるGoogleアナリティクスが、広く使われてきました。
そして数年前に、Googleアナリティクスの新バージョン「GA4(ジーエーフォー)」が登場しました。
しかし、GA4に移行せず、旧バージョンのUAを愛用し続ける人々が多い状況が続きました。
UAからGA4への切り替えは、なかなか進みませんでした。
しかし1年半ほど前、Googleは、2023年6月末をもって、旧バージョンの「UA」を強制的に停止することを告知しました。
それがきっかけとなり、必要に迫られて、UAからGA4への移行は進んでいきました。
そして2023年7月1日、UAはついに停止しました。
2023年7月以降、UAを用いたアクセス分析は、できなくなっています。
Googleアナリティクス UA→GA4への切り替え
2023年7月以降もアクセス分析できるようにするためには、UAからGA4への切り替え作業をする必要があります。
ANDでも、この6月末までに、多くのお客様のサイトについて、作業を行いました。
UA(ユニバーサルアナリティクス)は本当に止まったの?
さて、告知されていた2023年7月1日が過ぎ、本当に停止したのか?と気になり、時々 UAの画面をウォッチしているのですが、
世界中で使用されている「巨人」のような巨大サービスなので、さすがに一瞬で歩みを止めるのは難しいと見えて、まだ一部、動き続けているUAもあります。
しかし、徐々に、停止したUAが増えていっています。
いろいろ検索していると、UAをそのまま使用しているサイトをちらほら見かけます。
しかし、確実に近い将来、UAは停止します。
万が一、Googleアナリティクスの設定がそのまま…という方がいらっしゃいましたら、取り急ぎ、GA4への切り替えをご検討いただいた方がよいかと思います。
新・Googleアナリティクス「GA4」の設定で気をつけること
GA4の設定で気をつけることは、いろいろとあります。
- GA4の初期設定では、2ヶ月間しかアクセス履歴を保持できない。→ 最大の14ヶ月に変更する必要がある
- Googleシグナルの設定をONにする必要がある
- 過去のUAのデータは、2024年7月1日をもって閲覧もできなくなるので、バックアップ(エクスポート)した方がよい
- UAとGA4では計測の単位や方法が異なり、UAではあったパラメーターが無くなったり、同じパラメーター名でも数値が変わったりする
…等です。
UAからGA4への移行については、そのノウハウがネット上にたくさんあり、調べれば情報を手に入れることができます。
でもなんだか面倒そうだな…とお感じになった場合は、よろしければ、弊社へご相談くださいませ。